先輩のありがたいお話2016年01月19日 22:39

大先輩であるアルトサックス・クラリネットの鈴木孝二さんはフェイスブックに自身が体験したことやジャズの何たるやを綴られています。ぜひご覧下さい。
フェイスブックを利用されている方は鈴木孝二さんを検索してみましょう。

以下、今日(2015年1月19日の投稿です)

私がシャープに入った当時 は 年に2.3回 いわゆる外タレのステージをやっていた。外タレと言っても 並のタレではない。最初にやったのが アンディ ウイリアムスとヘンリー マンシーニオーケストラ、ピンクパンサー用に テナーのプラス ジョンソンも来ている。その他 トニー ベネット、サミーデビスjr、ナンシー ウィルソン、ダイアナ ロス等等、シナトラ以外はほとんどやった。面白かったのはダイナ ショアの日本での1番のヒットは「ブルーカナリー」なのに 本人は歌詞もメロディーも忘れていた。同じようにペリー コモの1番のヒットは「ローズタトゥー」なのに これもレパートリーに入っていない。日本の歌手が過去のヒット曲を何年経っても手放さないのと大違いだ。ステージが終わると 日本の歌手が楽屋に来て、どうして私が歌うバックで ああゆう音を出してくれないの?と 原さんに言っているのを何回も聞いた。一言で言えば アレンジが全然違うのだ。ビッグバンドのサウンドの善し悪しは8割か9割が アレンジだと言っても過言ではない。歌手も一流だとアレンジヤーも一流の人がやっている。1番きびしかったのはペギー リーの時、これ以上落とせないとゆうppppを要求されて もっと小さく と言われた時、何時も楽しかったのはサミーデビスjr、残念だったのはニューハードで ビング クロスビーをやることになり1カ月空けておいたのに 怪我で来られなくなった事。翌年に延期になって 今度はゴルフ場で脳溢血で急死してしまった。ニューハードでもナンシーウィルソンをやったけど ほとんどの歌手に共通しているのは 皆 とてもフレンドリーだ。皆 超大物なのに。自分の歌と バンドと 音響と照明等、皆の協力で一つのシヨウを作っているとゆう感じだ。
日本には大物歌手や大物俳優がうじゃうじゃいるけど 未だ健在なうちにトニーベネットの爪の垢でも煎じて飲んだら如何ですか?


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://shirokuma-gakudan.asablo.jp/blog/2016/01/19/7996244/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。