ひもつき入浴の方法2014年09月07日 08:18

胸の静脈に二本の管が入ったカテーテルを挿入しています。このカテーテルは細胞採取の時にさらに太い二本入りのものに交換されます。
そんな管が体に刺さっているので管の先端に血の固まりができやすいそうです。そんなものが血液中に流れ出したらそれこそ心筋梗塞や脳血栓などが起きる可能性があります。なのでヤクの注入がないときも常時生理食塩液を流して管に血の塊ができないようにしています。二本管があるのでもう一本には電解質の水が流されています。今は24時間で500mlのボトルが1本ずつ注入されています。これは今回の入院では細胞採取が終わり体が回復する頃、ほぼ退院時ですね、ずっと取り付けられたままです。だからこれらとは一心同体です。しかも機械で正確に送り出すので電源も必要です。バッテリーは20分ほどでアラームが鳴ってしまいます。

シャワーを浴びるには、これらを道連れにしますが電気製品ですし水はかけられないので浴室のドアの向こう側ぎりぎりに置きます。チューブの長さは1mあるかないかですから結構ぎりぎりですね。


念のためにコンセントにもつないで電源を確保しておきます。


チューブは一体になっているものなので途中で外れたりする心配はありませんが機械から外れたり体から外れたりしないように気をつける必要があります。


チューブの長さは十分ではありませんので体を洗ったりするのに体の向きを変えることも難しいですしシャワーヘッドをとるときなどはちょっとだけアクロバットです。まあ、私のアクロバットね。